立木乾燥法による効果を検証
11月5日 立木乾燥法による含水率低下等の材質確認会を開催しました。
林業・木材製造業関係の方々にご参加いただき、
6月30日開催の立木乾燥法研修会(主催:ふくい農林水産支援センター)にて、
立木乾燥処理を施しましたスギの含水率や色つやについて検証致しました。
市波木材株式会社にて、
板材に挽いて頂き、含水率を測定しました。
伐採後 4ヶ月 経過 の 葉枯らし乾燥材 と、
伐採後 2ヶ月 経過 の 立木乾燥材
の含水率にあまり差は見られず、
乾燥期間が短縮したことが見受けられます。
しかしながら、期待していた数値には至りませんでした。
立木乾燥法を実施する時期の見直しや技術の精度向上など、
立木乾燥法の導入までには、解決しなければならない課題がありますので、
検討を重ねていきたいと思います。