加工製品紹介
美山の森林保全につながる、間伐材の利用

全国有数の杉の大径材産地である福井市美山地区は、間伐を定期的に繰り返すことにより、樹齢100年以上の優良大径材を育ててきました。
大きな木を育てるための手段として、小径材や中径材を『間引き』(これが間伐材です。)することにより、 健全な林を育て、それによって水源の涵養や国土の保全など多面的な機能をも果たしてきました。
皆さんが間伐材を使ってくれること、それが地球温暖化防止へつながる第一歩なのです。
品質保証された間伐材のみを使用

間伐材というと、材質の悪いものを想像するかもしれませんが、決してそのようなものではありません。
商品として扱えるものは日本農林規格(JAS)のものだけです。
間伐推進のために、平成5年より間伐材搬出の促進運動として、『組合員10本運動!!』、 『間伐やって木ぶんそうかい』などのスローガンを展開し、年間1,500m³(直径20cmで3m材に換算して13,000本)もの間伐材を組合員の方が出されています。
これらの材は、福井県間伐材活用推進会議の認証を受けて品質保証され、間伐材製品やログハウスなどを作っています。